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モデルナ接種後“心筋炎” 「胸に違和感」3カ月治療

社会

 モデルナ製のワクチンを接種した後、「心筋炎」などと診断されるケースが若い男性に比較的多く報告されています。実際に診断された大学生が取材に応じ、接種から発症までを語りました。

■「胸に圧迫感」3カ月後も治療中

 心筋炎を発症した大学生(20):「2回目のワクチン打った後に38度の発熱があって、その日は体が寒いとか、今まで言われてきた“副反応”の通り」

 現在、大学3年生の男性は、8月下旬にモデルナ製ワクチンの2回目の接種を受けました。

 当初の“副反応”は、発熱やだるさなど、これまでに聞き及んでいた通りの症状でしたが、3日目の朝、これまでにない異変を感じたといいます。

 大学生:「目が覚めた時に、もうすでに胸辺りに違和感があって。その違和感っていうのが、痛みっていうよりは圧迫感に近く。息が深く吸えない浅い呼吸ということで、ちょっとこれはおかしいなって」

 男性は入院した後、心臓の筋肉に炎症が起こる心筋炎と診断されました。

 厚生労働省によると、ワクチン接種後の心筋炎は、モデルナ製を打った10代と20代の男性で比較的多く報告されています。

 日本循環器学会・野出孝一常務理事:「絶対数としては、少ないという感じがしますけども、ただ健常人に打つワクチンですので、無視はできない数字だと思っています」

 厚労省は、モデルナ製を打った若い男性の2回目の接種について、ファイザー製への切り替えを認めています。

 専門家は、若者の心筋炎の原因について、免疫反応が関係している可能性を指摘しています。

 日本循環器学会・野出孝一常務理事:「若い方の方が、免疫反応が活発化しやすい。だから、そういう意味でも、ワクチンによる副反応も、心筋炎の発症自体も、高齢者の方よりも若い方の方が多いということかもしれません」

 心筋炎を発症した男性は、回復しつつありますが、3カ月経った今も、通院治療を続けています。

■接種後悔せず「打って良かった」

 9月から対面授業が一部再開しましたが、通学への負担などから、今もオンラインでの授業を余儀なくされています。

 大学生:「いつまで続くのかが、分からない。先が見えない不安ってところが、一番強かったです」

 ただ、ワクチンを接種したことについては、今も後悔はしていないといいます。

 大学生:「コロナにかからなかった。かかりにくいというところでは、ワクチン打って良かったと思っています。ワクチンのメリットとデメリットを両方把握して、自分はメリットの方が大きいなと思ったので。打つ前に、ちゃんと情報を集めてから打つっていうところが、大事なのかなと思ってます」

 専門家は、ワクチン接種後に異変を感じた場合、すぐに医師に相談するよう呼び掛けています。

 日本循環器学会・野出孝一常務理事:「(ワクチン接種後に)胸の違和感とか痛み、こういうものがあれば、まず疑って、近くの医師にかかられるのがよろしいのではないかと思います」

 厚労省は、来月から行われる予定の3回目の接種について、すでに承認しているファイザーに加えて、モデルナも来月、承認する見通しです。

(「グッド!モーニング」2021年11月26日放送分より)

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