栃木県内の市役所の職員の男がMDMAなどの合成麻薬を違法に所持していたとして逮捕されました。男は10月から病気を理由に休暇を取っていたということです。
栃木県下野市役所職員の主査・望月冬也容疑者(34)は8月、MDMAなどの合成麻薬を違法に所持していた疑いが持たれています。
警察などによりますと、望月容疑者はMDMAを6個、幻覚剤のLSDを2個所持していました。
また、望月容疑者は職場で面談を受けるなどしていましたが、10月2日から病気を理由に休暇を取っていたということです。
警察の調べに対して容疑を認めていて、動機や麻薬の入手方法について捜査しています。
逮捕を受けて下野市の坂村哲也市長は「市民の皆様の信頼を損ねることになり、おわび申し上げます」「早急に事実関係の把握に努め、厳正に対処して参ります」とコメントしています。