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決戦投票 組み合わせで勝者変わる?石破vs小泉vs高市「2つの可能性」 自民党総裁選

政治

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 27日に迫った自民党総裁選。誰が勝つのか、2つのシナリオが見えてきました。一方、この人は早くも「選挙モード」です。

■早くも“選挙モード”「連携」連呼

 立憲民主党の野田新代表(67)。26日は社民党へあいさつ回り。

社民党 福島党首(68) 「自民党政治を変えるということが本当に大事ですので、そのために力いっぱい一緒に頑張りたいと思います。どうかよろしくお願い致します」

 「一緒に」頑張りたいとあいさつすると…。

立憲民主党 野田代表 「連携ができればと思います。どうぞよろしくお願いします」

 「連携」できればと応じた野田代表。すると、早速…。

社民党 福島党首 「私、携帯(の番号)を教えていただきたくて…」 立憲民主党 野田代表 「はい、はい、はい…」 社民党 福島党首 「今でもいいですか?」 立憲民主党 野田代表 「いいですよ」

 野党連携に向け、「直電」できる体制を構築しました。解散総選挙に向け、野党は連携できるのか…。

 一方、27日に総裁選挙の投開票日を迎える自民党。

自民党 石破元幹事長(67) 「真実をもって、勇気をもって語る自民党を作ります」

自民党 小林前経済安保担当大臣(49) 「この総裁選、勝ち抜くことがゴールではないんです。日本の未来を作っていくことが私たちの最終のゴールなんです」

上川外務大臣(71) 「最後まで粘り強く、根気強く、情熱あふれる訴えをさせていただき続けたいと」

自民党 加藤元官房長官(68) 「まだあしたまで丸一日あります。最後まで頑張ってまいります」

自民党 小泉元環境大臣(43) 「(Q.総裁選フルスイングするためにきょうはご自身どんな活動をなさっているのか?)言えません」

 その小泉元環境大臣は26日午後、二階元幹事長と面会。二階元幹事長のもとには26日、石破元幹事長本人のほか、高市陣営と小林陣営の幹部も姿を見せました。

 国会議員票と党員票で争われる総裁選は小泉元環境大臣、石破元幹事長、高市経済安全保障担当大臣(63)のいずれか2人による決選投票になるとみられています。

■決選投票になったら誰が勝つ? 石破vs小泉vs高市「2つの可能性」

政治部 平井雄也記者 「今の時点では小泉さん、石破さん、高市さんの3人が激しく競り合っていて、ふたを開けるまで分からない状況です。もし小泉さんが決選投票に残れれば、相手が石破さんでも高市さんでも小泉さんが勝つという見方が多いです。というのも、石破さんと高市さんは主義主張も強く、アレルギーを持つ人も多いですし、次の衆議院選挙のことを考えても小泉さんに流れる見方が多いからです。小泉さんは世論調査などをみると失速気味ではあるものの、議員票ではリードしているので、党員票で伸び悩んだとしても決選投票にさえ残ることができれば勝てると陣営はみています」

 決選投票に残れば小泉元環境大臣が優勢とみられています。

林官房長官(63) 「投票箱のふたが閉まるまでは選挙であると」

河野デジタル大臣(61) 「もう少し政策論争を深めていきたかったというのが正直な思いです」

自民党 茂木幹事長(68) 「議員票の方はおかげさまでかなり積み上がってきているなと」

高市経済安保担当大臣 「あしたもまた懸命に電話を致しますので…」

 24日にそう話した高市経済安保担当大臣は25日、26日と姿を見せず、議員宿舎にこもって議員への電話掛けを続けています。

政治部 平井雄也記者 「石破さんと高市さんの戦いになった場合は今のところ、石破さんが優勢だとみられています。前回の総裁選で『小石河連合』を組んだ小泉陣営からは菅さんなど多くが石破さんに票を投じるとみられます。一方で、高市さんはここにきて麻生さんが支持する動きをみせているほか、安倍派の議員など保守票が見込めます。ただ、次の衆院選が近いとみられているなかで、最終的には国民的な人気の高い石破さんに軍配が上がるとみられています」

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