物価高でも安く買える「ブラックフライデー」が今、急速に広がっています。航空券から新聞まで、お得なセール情報を経済部デスクが詳しくお伝えします。
大盤振る舞いです。タマネギにジャガイモを袋いっぱいに詰めても300円。
30代の人 「(Q.(袋が)パンパンですね?)カレーがめちゃくちゃ好きで。無心で何個(詰められた)か数えてないですけど10個くらいですかね。あんまり景気が良くないなかでこういうのをやってくれるとうれしい」
この詰め放題は22日からイオンで10日間行われる「ブラックフライデーセール」の目玉の一つ。21日は、その「フライング」イベント。
AEON de WARM アンバサダー DJKOOさん 「皆さん楽しくブラックフライデー。買い物DOダンス。よろしくお願いします」
ブラックフライデーとはアメリカの年末商戦の初日のこと。店の売り上げが黒字になることから、その名前が付いたと言われ、イオンでは2016年に始まりました。
イオンリテール営業企画本部長 伊藤竜也さん 「全体で約2000品目用意している。過去のイオンブラックフライデーのなかでも最大の品目数になる」
過去最大の規模で行われる今回。注目は食料品の安さです。野菜や果物が98円均一で買えるのです。
さらに、国産の黒毛和牛に脂がのった「本まぐろ」など。肉や魚は相場より3割ほど安いそうです。
昼ごろ、なにやら店内がざわつき始めます。期間中に行われる30分間のタイムセールです。
電気代高騰の折、冬の寒さに備える衣料品や雑貨などが半額になります。
イオンリテール営業企画本部長 伊藤竜也さん 「半額商品を5倍程度、去年に比べて用意していく。お得や楽しさを感じていただけると我々としてはありがたい」
ブラックフライデーはなぜこれほど定着してきたのか、経済部・進藤潤耶デスクの解説です。