神戸空港の沖合で外国籍の貨物船と日本の押船が衝突する事故があり、押船に乗っていた3人が海に投げ出されました。
神戸海上保安部などによりますと、23日午後6時すぎ、神戸市の神戸空港の沖合で2隻の船が衝突したと通報がありました。
マーシャル諸島船籍の貨物船と作業船を押すための日本の押船が衝突し、転覆した押船の乗員3人が海に投げ出されました。
その後、潜水士らによる捜索が行われ、転覆した船の下などから60代の男性ら2人が救助され、病院に搬送されました。
2人の容体は不明です。
残りの乗員1人の行方は今も分かっておらず、海上保安庁は事故現場周辺に巡視艇を派遣し、捜索を続けています。