物価高のなか、地元で取れた旬の野菜を好きなだけ食べられる「農家レストラン」。大人気となっています。
■物価高なのに旬の野菜“食べ放題”
平日でも行列が絶えない千葉の人気店。皆さんのお目当ては。
店内に次々運ばれるおかずは、ほっこり煮物や、ごろごろ具材のポテトサラダも。食欲そそるでき立てのおかずが勢ぞろい。1870円で食べ放題です。
都内から来た人(70代) 「(Q.たくさん取った?)食べます」 「(Q.すごい量?)ヘルシーなので一番いいです。お野菜が大体多いので健康的でいいかなって」
県内から来た人(40代) 「(子どもが)野菜あまり好きじゃない。なので食べていて、すごくびっくりです。家ではあまり(野菜を)食べないが、ここでは食べている」
1歳も70代も、とりこになるビュッフェの秘密は…。
さんち家 リーダー 濱嶋章子さん 「『さんち家』はお肉やお魚を使わない、野菜だけで勝負をしている店。酢豚も大豆ミートを使ったり、焼肉もおふで見立てたり、他のもので代用して作っている。地元の野菜を皆に食べてもらいたい。地産地消を心掛けて、こういう店になった」
都内から来た人(30代) 「いつも色んなアレンジがきいていて、すごくおいしくて。自分の夕食のヒントにもなるかな」
都内から来た人(40代) 「野菜が高いから、ここでいっぱい食べて帰ろうって。コスパがいい」
物価高の時代に、これだけの食べ放題がかなうのはなぜ。
さんち家 リーダー 濱嶋章子さん 「隣の野菜直売所の直営店として成り立っている。新鮮で安い野菜がたくさん納品されてくるので、ありがたくコスト高に負けず頑張っている。主婦がシェフというコンセプト。料理人がいなくても主婦の知恵を絞りながら、頑張っている主婦の知恵でできている」
■“新鮮”で“豊富”地産地消グルメ
地元食材で人気のお店は茨城県にも…。
厨房(ちゅうぼう)で生地から作るのは地元産の「里川カボチャ」やクリームチーズを散りばめたピザ。釜で一気に焼き上げたら…。2歳の子も一口。納得の表情です。
老若男女に愛される「本格的」かつ「地産地消」のグルメ。さらに、多くの客をひき付ける秘密は野菜に。
70代の人 「ハンサムグリーン。聞いたことないですね、初めてです。大食いなので何でも取っちゃった!」
ほぼワンコインで味わえる「サラダバー」には新鮮な野菜が種類豊富に並んでいます。
40代の人 「新鮮さを感じますね。玉ねぎとかもみずみずしいですし。食べたことない野菜もあるので、いっぱい取っちゃいました」
レストラン ShunSai 淺野眞澄美店長 「県外から聞き付けて『サラダだけでも食べたい』という人も多い」
みずみずしい野菜を安く提供できるのは…。
レストラン ShunSai 淺野眞澄美店長 「(Q.野菜たっぷり?)こちらが新鮮なサニーレタス。今(野菜は)お高いけど、値段が安くて買っている」 「(Q.どこから仕入れた?)直売所ですね。なくなったらすぐに(直売所に)ダッシュです」
同じ道の駅に入る直売所から、取れたて野菜を仕入れているんです。
レストラン ShunSai 淺野眞澄美店長 「新鮮なのは当たり前なんですけど、種類の豊富さ、こちらで食べて味をみて直売所で買えるのがお客様にとっていいのかなと」