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三菱UFJ銀行が公開買い付けでウェルスナビを完全子会社化へ 資産運用サービス強化

経済

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 三菱UFJ銀行は、「ロボアドバイザー」による資産運用サービスを提供するウェルスナビを買収すると発表しました。

 三菱UFJ銀行は、12月2日から来年1月20日までの期間にウェルスナビ株式の公開買い付け(TOB)を行い、完全子会社化を目指します。

 買い付け価格は1株あたり1950円で、総額はおよそ997億円です。

 2015年に創業したウェルスナビは、AIを活用して顧客に最適な資産運用を提案する「ロボアドバイザーサービス」を展開していて、10月末時点の預かり資産は1兆3000億円に上ります。

 三菱UFJ銀行は2月にウェルスナビとの間で資本業務提携を結び、3月にはおよそ15%の株式を取得していました。

 完全子会社化することで資産運用機能を拡充し、三菱UFJ銀行の商品サービス力を強化するほか、auカブコム証券の完全子会社化で来年2月に誕生する「三菱UFJeスマート証券」のネット証券戦略を強化する狙いがあるとしています。

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