ロシアが日本への圧力を強めています。北朝鮮への配慮も理由の一つだとみられます。
リャプコフ外務次官は25日、新型とされる「オレシュニク」ミサイルなど中距離ミサイルのアジアへの配備を検討していると述べました。
日本を牽制(けんせい)した形です。
ザハロワ報道官は27日、記者会見で日本にアメリカのミサイルが配備されれば、報復措置を取ると述べたうえで「どのような報復になるかはロシアの新しい核ドクトリンを読めば分かる」と威嚇しました。
9月23日にはロシア軍の哨戒機が日本の領空を侵犯し、スクランブル発進した自衛隊機がフレアを射出して警告を行う事態となりました。
クレムリンに近い関係者は、プーチン政権の日本への圧力強化は北朝鮮との協力の一貫でもあると指摘しています。