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シリア反政府勢力が第2の都市アレッポ攻撃 2016年以来

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 内戦が続く中東・シリアで、反体制派の武装勢力が、第2の都市アレッポで政府軍に対して大規模な攻撃を行いました。

 AP通信などによりますと、29日、反体制派の勢力がシリア北部の第2の都市アレッポに侵入し、政府軍と衝突しました。

 反体制派は27日にSNSで政府軍からの攻撃に対応するとしてアレッポへの進軍を宣言していました。

 反体制派はアレッポ郊外の複数の町を制圧したと発表しましたが、政府軍は「武装テロ集団の攻撃を撃退し続けている」と声明を出しています。

 シリア人権監視団によりますと、これまでの死者は270人以上に上るということです。

 また、アレッポ市内では戦闘が激化し、多くの市民が避難を余儀なくされているということです。

 反体制派がアレッポに侵入したのは政府軍が奪還した2016年以来で、2020年3月にアサド政権の後ろ盾であるロシアのプーチン大統領と、反体制派を支援するトルコのエルドアン大統領が停戦合意して以来、最大規模の衝突となっています。

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