30日は西高東低の冬型の気圧配置で、列島に寒気が流れ込みました。太平洋側は晴れた一方、日本海側は冷たい雨や雪となりました。
■冬型の気圧配置 列島に寒気
長く厳しい冬が今年も訪れます。
地元の人 「今年もかと思いました。毎年大変なので」
冬型の気圧配置が続いた列島。
飛騨高山。江戸情緒を残す町並みに、雪がしんしんと降ります。
今季一の積雪となった飛騨市。冬、川へ雪を流すことから、コイも池へ引っ越しです。
富山県の「立山黒部アルペンルート」では、日本で唯一残る「トロリーバス」がラストランを迎えました。多くの観光客を運んできましたが、老朽化のため29年の歴史に幕を下ろしました。
群馬県沼田市のスキー場では“ゲレンデ開き”を迎えました。
スキー客 「初日なんだけど、思ったより良い雪で楽しい」
■太平洋側は晴れ 日本海側は冷たい雨や雪
都心では木々も赤く色付き始めています。皇居「乾通り」の秋の一般公開が始まりました。
客 「よく手入れされていて、とてもきれいでした」
お出掛け日和となった東京都心。鍋が恋しい季節です。
豪快にイセエビが乗り、濃厚な味噌が溶け込んだ鍋に、広島産の立派なカキが7個も乗った鍋。隅田公園で行われた「ふるさと鍋グランプリ」。郷土の鍋で暖を取りました。
客 「みんなおいしい。この企画大当たりだね」 「きょうの夜も鍋の予定です。昼鍋食べて夜鍋食べて」
暖を取りすぎたのか、こんな人も。
客 「温まってます。全然冷めない」
来月1日、冬型の気圧配置は緩み、関東は行楽日和が続きそうです。