楽天グループは、去年1年間の営業利益が5年ぶりに黒字に転じたと発表しました。
楽天グループが発表した2024年通期の決算では、本業のもうけを示す営業利益が前年の2128億円の赤字から一転して、529億円の黒字となりました。
営業利益が黒字となるのはモバイル事業に参入してから初めてで、2019年通期の決算以来、5年ぶりです。
これまで赤字の要因となっていたモバイル事業が改善したことが要因で、通信品質の向上で契約数が増加したということです。
三木谷会長は今後について、契約件数が伸び悩む高齢者や地方を強化したいとしています。
最終損益については6年連続の赤字となっています。