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2024年の出生数 過去最少72万人 死亡数が上回る「自然減」18年続く 厚労省

社会

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 2024年の出生数は72万人ほどで9年連続で過去最少となりました。死亡数が出生数を上回る人口の「自然減」の状態は18年連続で続いています。

 厚生労働省が発表した外国人も含んだ2024年の人口動態統計の速報値によりますと、2024年の出生数は72万988人で9年連続で過去最少となりました。

 一方、死亡数は4年連続で増加し、161万8684人となり過去最多でした。

 出生数と死亡数の差は89万7696人で過去最大の減少幅でした。

 18年連続で死亡数が出生数を上回る人口の「自然減」の状態が続いています。

 また、婚姻件数は49万9999組で前年から1万718組が増加したものの、戦後2番目の少なさとなりました。

 厚労省は出生数の減少について「若年人口などの減少や晩婚化・晩産化といった中長期的な減少傾向にあると考えていて、近年は新型コロナウイルスの影響もあったとみられる」としています。

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