日本が主導し、生成AIに関するルール作りを目指す国際会議が27日から都内で始まり、AI(人工知能)政策に関する共通の理解の向上と連携強化に向けて議論を重ねています。
会合には広島G7サミットで日本が立ち上げた「広島AIプロセス」に賛同する約40の国と地域の政府高官らが出席し、有識者による講演や各国のAI政策に関する議論を通して国際協調の重要性を確認します。
日本はAI開発企業の取り組みなどを紹介し、参加国らとの連携強化を目指す方針です。
石破総理大臣はビデオメッセージで「イノベーション促進とリスク対応の両立を図る新たなAI制度を我が国で構築して世界に提案していく」と強調しました。
発展途上国や新興国との関与も強化していく考えです。