アメリカのIT大手「アマゾン」が次世代AIアシスタント「アレクサ・プラス」を発表しました。自然に話し掛けるだけで相手の意図をくみ取り、かゆいところに手が届く進化を遂げています。
ユーザー 「アレクサ、金曜日のディナーいつものところ予約して」
アレクサ・プラス 「もちろん。タブーンを予約します。2人だけ?何時?」
ユーザー 「7時で。それとベビーシッターにメールしてカレンダーにも入れておいて」
アレクサ・プラスは音楽再生やスマート家電の操作、スケジュール管理など、従来の指示をより自然な会話で行えるほか、複雑なリクエストを文脈を理解しながら実行することを得意としています。
例えば、献立を言えば適切な材料をその場で注文してくれるといった要領です。
アレクサ・ファイアTV担当 バイスプレジデント ダニエル・ラウシュ氏 「アレクサ、アマゾンフレッシュで買い物しなきゃ」
アレクサ・プラス 「もちろん。必要なものを教えてくれればカートに入れます」
アレクサ・ファイアTV担当 バイスプレジデント ダニエル・ラウシュ氏 「週末にバナナブレッドを作るんだけど、スパイス以外の必要な材料を全部」
従来型に比べて積極的で個性があり、会話を重ねるほど進化します。
また、アレクサ・プラスはサードパーティーと連携することで、レストランを予約してその場所までライドシェアを頼むなど、複数アプリの一括リクエストにも対応しています。
来月からアメリカ国内での利用が可能です。
月額19ドル99セント、日本円で約3000円で、アマゾンプライム会員は無料で利用できます。
日本でもサービス提供が予定されていますが、開始時期は未定です。