東京都でノロウイルスなどを原因とする感染性胃腸炎の患者報告数が「13.36人」と、6年ぶりの高い水準になっていることが分かりました。
東京都感染症情報センターによりますと、23日までの1週間でノロウイルスなどを原因とする感染性胃腸炎の都内の患者報告数は1医療機関あたり「13.36人」で、前の週から31%増加しました。
増加は7週連続で、患者報告数が「13人」を超えるのは2018年12月以来、6年ぶりです。
都内全体の警報基準は20人で、台東区と荒川区では20人を超える高い水準となっています。
東京都はこまめな手洗いや牡蠣(かき)やシジミなど二枚貝の十分な加熱調理などの対策を呼び掛けています。