不正入手したクレジットカードで「モバイルSuica」に入金し、大量のたばこを購入したとして中国籍の男2人が逮捕されました。
中国籍の大学生・張靖宇容疑者（30）ら2人は去年、仲間と共謀して不正入手したクレジットカードを使い、JR東日本の交通系ICサービス「モバイルSuica」に約16万円を入金し、たばこ320箱ほどを購入した疑いが持たれています。
警視庁によりますと、張容疑者らは東京・新宿区のコンビニ店のセルフレジを20分以上、占拠し、複数のスマートフォンを使ってたばこを大量に購入していました。
たばこは海外に転売していたとみられています。
張容疑者らのグループは、去年2月からの10カ月間に同じコンビニ店で約4500万円分の不正購入を繰り返していました。
警視庁は、このコンビニ店の店長だった中国籍の50代女性も関与していたとみて調べていますが、今月、中国に出国した後、連絡が付かなくなっているということです。
