フランス南部で大規模な山火事が発生し、160平方キロメートル以上が焼けました。1人が死亡、3人が行方不明となっています。
フランス南部のオード県で、5日午後4時すぎに山火事が発生し、7日朝までに住宅36棟と車両40台が被害を受けました。
160平方キロメートル以上が焼け、内務相はフランスで起きた火災で、1949年以降、最大の焼失面積だと発表しました。
65歳の女性が死亡、3人が行方不明となっていて、市民や消防士ら13人が重軽傷です。
6日に現場を視察したバイル首相は「地球温暖化と干ばつが原因」との見方を示しました。
現在、2000人以上の消防士のほか、ヘリコプターや飛行機が出動して7日中の鎮火を目指して消火にあたっています。
フランス南部では先月にもマルセイユ近郊で山火事が発生し、およそ300人が負傷しました。