今年6月に89歳で亡くなったミスタープロ野球・長嶋茂雄さんが生まれ育った千葉県佐倉市で1日、「長嶋茂雄少年野球教室」が開催されました。
千葉県佐倉市で開催された少年野球教室は、長嶋茂雄さんが2013年に国民栄誉賞と市民栄誉賞を受賞し、市内の野球場を「長嶋茂雄記念岩名球場」に改称したのを機に始まりました。
今年で9回目の開催になります。
巨人軍OBの中畑清さんや槙原寛己さん、元木大介さんらの協力により今年も開催されました。
佐倉市内の17の少年野球チームおよそ300人が参加して、往年の名選手11人が投球フォームやグローブさばきなどの技術指導を行いました。
参加者 「(Q.どうだった?)楽しかったです!」 「(Q.どういうところ教えてもらった?)僕はキャッチャーで、ブロッキングとか捕球してから投げる動作とか、自分でちょっと悪いところをちゃんと教えてもらって練習になりました」 「やっぱりプロ野球選手に教えてもらうと、しっかり専門的なことを教えてもらって、すごく感心しています」
中畑清さん 「子どもたちのことを一番心配していたのが長嶋茂雄です。地元の子どもたちが本当に野球を通し、明るく生き生き元気で、そして仲間思いの素晴らしい選手になって欲しいということをいつも願っていました。きょう野球教室を受ける子どもたちが、プロ野球に何人かでもいいから、長嶋さんの後を継いでいくという流れができあがったら、もう最高だなと、うれしいなと思います」