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片山財務大臣「マイナス面が目立ってきた」続く円安傾向

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 片山財務大臣は円安傾向が続いていることについて「マイナス面が目立ってきたことは否定しない」と述べました。

自民党 阿達参院議員 「私は、やはりちょっと為替の問題もそろそろしっかり考えないといけないんじゃないかというふうに思います。輸入価格が上がったことによって中小企業あるいは家計には相当、厳しいものが出てきてた。だから、こういったことが国内の格差を広げた1つにもなってるんじゃないか」

片山財務大臣 「コストプッシュインフレの原因のすべてが円安ではないですが、そこが影響してる素材もたくさんあるのは、これは事実でございます。為替相場の動向の経済への影響は委員おっしゃるように、プラス面マイナス面あるんですが、確かにマイナス面が目立ってきたようなところもあるということは否定致しませんので」

 自民党の阿達参院議員は「アベノミクスの間で一番円安になった時も1ドル120円少しだった」と指摘し、最近の円安傾向に懸念を示しました。

 片山財務大臣は、為替市場の動向についてコメントは控えるとしつつも「投機的な動向も含め為替市場の過度な変動や無秩序な動きについて高い緊張感を持って見極めている」と強調しました。

 阿達議員は「財務大臣として非常に踏み込んだ答弁」だと述べ、「円安がこれ以上、進むことには極めて大きな危惧を覚える」と強調しました。

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