12日、「ペニー」の愛称で知られるアメリカの1セント硬貨の最後の製造が行われました。
1793年から232年にわたり作られてきた1セント硬貨は、資源高騰の影響もあり、1枚あたりの製造コストは過去10年間で1.42セントから3.69セントにまで上がっていました。作れば作るほど赤字になる構造です。
ビーチ財務官 「製造中止によって、年間およそ5600万ドル(約86億円)のコストを削減することができます」
キャッシュレス決済が普及したことで現金が使われる機会が減ってきていて、トランプ大統領は「無駄だ」として製造停止する方針を表明していました。
(「グッド!モーニング」2025年11月14日放送分より)