足を切断しておよそ1年半。困難を乗り越えて日本代表に選ばれた不屈の義足アスリートがパラバドミントンの国際大会に出場しました。
パラバドミントン日本代表の河合紫乃選手。今月上旬に静岡市で開催された国際大会に出場しました。
河合選手はけがで手術をした後に残った足のまひが、やけどや骨折をしても気が付かないほど悪化したため、去年6月に足を切断し義足になりました。
一度は諦めたバドミントン。学生時代、全国大会で優勝するほどの実力の持ち主だった河合選手。もう一度コートに立ちたい、その一心で、この舞台に戻ってきました。
バドミントン日本代表 河合紫乃選手 「誰もが見ても、違うなと思う完全優勝を目指したい」
自信をみなぎらせて話すその裏には想像を絶する努力がありました。
あきらめることなくリハビリに取り組んだその結果、再び風を切る感覚を取り戻していきます。
勢い付いた河合選手。去年12月の日本選手権で見事、代表の座をつかみます。
そして迎えた日本での国際大会。冷静な試合運びで快進撃は続き、家族や友人らが見守るなか、決勝戦の相手は世界ランキング3位の選手です。
順調に得点を重ね、1セット目を先取。勢いは止まりません。そして2セット目では相手に得点を許さず、宣言通りの「完全優勝」を成し遂げました。
河合選手 「1年後、ここに立てて本当に良かった。ここまで戻ってこられると思わなかった。色んな人に見てもらえて、思い出の大会」