来年の「春闘」に向け、パートやアルバイトで働く非正規労働者が10%以上の賃上げを求める方針を示しました。さらに、企業側の人件費削減に伴う労働時間のカットをしないように求めています。
非正規雇用の人たちを支援する労働組合が行う「非正規春闘」は、来年の方針として10%以上の賃上げを求めると明らかにしました。
また、来年は新たに従業員の労働時間を同意なくカットしないことを求めています。
ある回転ずしの店舗では時給の引き上げがありましたが、同じ時期にアルバイトの労働時間が減らされるようになり、結果的に給与が減った人もいたということです。
非正規春闘実行委員会は労働組合のない会社で働く人も春闘に参加できるように賃上げなどを相談するホットラインの開設やホームページからの相談も受け付けています。