ドイツのメルツ首相が就任後初めてイスラエルを訪問し、ネタニヤフ首相とガザ地区を巡る情勢について協議しました。
メルツ首相は7日、ネタニヤフ首相との会談でパレスチナ国家を樹立し、イスラエルとの共存を目指す「2国家解決」への合意を呼び掛けました。
ドイツは長年、イスラエルを支持してきましたが、ガザ地区の戦闘を巡ってネタニヤフ政権を批判し、武器の輸出も一時停止していました。
メルツ首相が和平合意の「第2段階の実施が必要だ」と発言したことに対し、ネタニヤフ首相は残る1人の人質の遺体が返還された後に実施されるとの考えを示しました。
また、ハマスによるガザ地区の支配を終わらせるため、今月下旬にトランプ大統領と会談すると明らかにしました。