8日夜、青森県で最大震度6強を観測する地震があり、35人がけがをしました。
気象庁によりますと、午後11時15分ごろ、青森県東方沖を震源とする最大震度6強の地震が起きました。
地震の規模を示すマグニチュードは7.5で、深さは50キロと推定されています。
総務省消防庁などによりますと、これまでに北海道で10人、青森県で22人、岩手県で3人がけがをしたということです。
9日午前1時ごろには岩手県の久慈港で70センチの津波を観測するなどしました。
北海道から岩手県の沿岸に一時、津波警報や注意報が発表されましたがすべて解除されています。
こちらは午前11時すぎに撮影された青森県東北町の道路陥没現場の映像です。
乗用車が陥没した道路に残されたままになっています。
車を運転していた男性は痛みを訴えて病院に搬送されました。
道路は現在通行止めとなっています。
震度6強を観測した八戸市ではビルの外壁が崩れるなど、各地で建物の被害が確認されています。