さぬき市の養鶏場で感染力が強い高病原性鳥インフルエンザが発生した問題です。殺処分されたニワトリ約9万2000羽の焼却処分が完了しました。
1月11日、さぬき市の養鶏場で飼育されていたニワトリから四国で初めてとなる高病原性鳥インフルエンザが確認されました。感染拡大を防ぐため、香川県はこの養鶏場と近くにある系列の養鶏場のニワトリ合わせて、約9万2000羽を12日夜までに殺処分し、15日夜からは焼却処分を行っていました。そして22日午前11時半頃、焼却処分が完了したということです。
香川県は1月25日にも発生した養鶏場の半径3キロ圏内の養鶏場で、ウイルスの有無を確認する検査を行う予定です。検査などで問題がなければ、卵やニワトリの持ち出しを禁じる「搬出制限区域」を1月30日午前0時に、持ち込みも禁じる「移動制限区域」を2月5日午前0時に解除する方針です。