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精神科病院で殺人 元患者の男に懲役17年の判決…責任能力を認定 高松地裁

 2017年10月、高松市の精神科病院で起きた殺人事件の裁判員裁判です。高松地方裁判所は、被告の男に懲役17年の判決を言い渡しました。

 殺人の罪で判決を受けたのは、住所不定、無職の田中信行被告(66)です。

 判決によりますと田中被告は、高松市の精神科病院に入院していた2017年10月2日未明、「殺人事件を起こせば病院を出られる」と考え、同じ病棟に入院していた男性(当時77)の首を絞めた上、消火器で何度も頭を殴って殺害しました。

 24日の判決公判で、高松地裁の三上孝浩裁判長は「合理的な殺人方法を考え、自らの意志で犯行を行なった」などとして、弁護側が主張していた心神喪失や心神耗弱状態ではなかったと指摘しました。

 そして、田中被告が責任能力を有しているとして、懲役18年の求刑に対し、懲役17年の判決を言い渡しました。

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