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会社のプログラムを書き換え、業務妨害に問われた男性に無罪判決 高松地裁「故意は認められない」

 自分が勤めていた会社のプログラムを書き換えて業務を妨害した罪に問われていた男性に対し、高松地裁丸亀支部は12日、無罪を言い渡しました。

 無罪判決を言い渡されたのは、香川県まんのう町に住む32歳の男性です。

 判決などによりますと男性は、2019年の8月、当時勤めていた輸入雑貨の販売会社でパソコンの業務用プログラムを書き換えたとして、退職した後の10月に琴平警察署に逮捕され、電子計算機損壊等業務妨害の罪で起訴されていました。
 裁判では、故意に業務を妨害したかが争点になっていました。

 12日の判決公判で、高松地裁丸亀支部の深見翼裁判官は「プログラムを書き換えたことで、数分程度会社の業務が遅れたとしても、業務全体が遅延するとは考えられない」として、業務妨害の故意は認められないとしました。そして、検察側の懲役1年の求刑に対しこの男性に無罪判決を言い渡しました。

 判決について高松地検の熊澤貴士次席検事は「判決内容を精査した上で、上級庁と協議して適切に対処する」とコメントしています。

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