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東日本大震災から10年 人の命をどう守るのか「減災科学」を考える 香川

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 2021年は東日本大震災から10年という節目の年です。科学の力で人の命をどう守るのか、「減災」を考えるシンポジウムが開かれました。

(香川大学 四国危機管理教育・研究・地域連携推進機構/金田義行 副機構長)
「日本列島全体が地震、津波のみならず、近年激甚化している風水害等々の自然災害の課題が非常に多くあるというわけです」

 香川大学で開かれた「減災科学」を考えるシンポジウムには、オンラインで約160人が参加しました。

 「減災科学」とは「災害は起こる」という前提のもと、新たな科学研究によって人の命をどう守るかを考えるものです。

 香川大学の本山紘希客員准教授は、南海トラフ巨大地震が起きた際、実際にある高松市の建物がどれくらい揺れに耐えられるかシミュレーションしています。この研究が進めば、より詳しい防災マップを作ることにつながると言います。

 他にも津波のリスクや堤防の高さについてなどの研究成果が発表されました。

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