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岡山を「ワインの産地」に! 新品種の苗木の植え付けがスタート

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 ワインの産地として岡山を盛り上げていく夢のある取り組みです。
 ワイン造りや農業に関心を持つ人が集まり、共同でブドウを栽培し、ワイン造りを行う事業が岡山市で始まりました。

 事業を行っているのは、「おかやま葡萄酒園」です。おかやま葡萄酒園が土地を借り、農業やワイン造りに関心を持つ人が会員となってブドウ栽培からワイン醸造までを共同で行います。

 この日は21人が参加し、約35アールの畑にワイン用ブドウの苗木の植え付けを行いました。

(参加した人は―)

「みんなとこうやってやるのは楽しいですね」

「やるからには最初だけとか部分的じゃなくって、通して関わることができたらいいかなと思う」

「ブドウからワインを自然(農法)で造るというのがいい取り組みだと思った」

 この日、植え付けが行われたのは「休耕田」です。事業を通して、休耕田や耕作放棄地を解消することも目的にしています。

 また、岡山生まれの新品種の苗木を使った新しい岡山ワインの生産を目指しています。
 新品種は、おかやま葡萄酒園の代表理事で育種家の林慎悟さんが開発したものです。

(育種家/林慎悟さん)
「いわゆる山ブドウ系といわれるもので、日本に自生している山ブドウとは来歴が違うんですけど、耐病性が比較的強くて栽培しやすい品種を素材として使っています」

 有機栽培とワインの醸造は、自然派ワインの醸造家・大岡弘武さんが指導します。

(自然派ワイン醸造家/大岡弘武さん)
「自分たちが飲むものは、体にいいものがいい。なのでなるべく農薬が入っていない方がいいということで、有機(栽培)でやろうということが1つです」

 今回参加した人たちは、今後2週間に1回程度、畑の手入れを行います。ワインが出来上がるのは、早くて4年後だそうです。

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