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ゲーム条例を廃止させようと…香川県議を殺害予告の男性に賠償命令 高松地裁

 ゲーム条例を廃止させようと「殺害予告」のメールを送ってきた男性に香川県議会議員が損害賠償を求めた裁判で、高松地裁は、男性に35万円あまりの支払いを命じる判決を言い渡しました。

 原告は、香川県議会のネット・ゲーム依存症対策条例の検討委員会で委員長を務めた大山一郎議員です。

 訴えによりますと被告の仙台市の男性(22)は2020年4月、大山議員のホームページから「ナイフでめった刺しにして殺す」と記したメールを送りました。

 原告側は、恐怖と不安を味わった慰謝料と自宅の周りに防犯カメラ7台を設置した費用など約460万円の賠償を求めていました。

 判決で、高松地裁の天野智子裁判長は「条例を廃止させたいという一方的な動機で、原告が受けた精神的な苦痛は小さくない」と指摘。

 一方で、計画性や執拗性はなく、7台もの防犯カメラが必要だったとは認められないなどとして被告に35万円あまりの賠償を命じる判決を言い渡しました。

 14日は、原告側、被告側ともに本人も代理人も出廷せず、被告の代理人弁護士は「判決文を読んで対応を検討したい」としています。

 被告の男性は2020年6月に脅迫の疑いで逮捕され、2020年7月に罰金20万円の略式命令を受けています。

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