国内最大規模の工芸展「日本伝統工芸展」が岡山市の美術館で開かれています。
「日本伝統工芸展」は国内の優れた工芸技術を保護・育成するために日本工芸会などが毎年開いているものです。
会場には、備前焼きの人間国宝・伊勢﨑淳さんら岡山県の作家12人の作品など251点が並びます。
入賞作の中でも最高の賞とされる日本工芸会総裁賞に選ばれた作品・風通織木綿着物「青海」（愛知県 小林佐智子さん作）は、濃淡の違う藍や白の布地がモザイク状に配置されています。青と白のグラデーションは日本海の深い青と白い波を思わせます。
「日本伝統工芸展岡山展」は、12月12日まで岡山県立美術館で開かれています。
