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岡本太郎、丹下健三にイサム・ノグチ…戦後を牽引したデザイナーらの特別展 香川

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 戦後まもない日本をデザインの力で牽引した建築家やデザイナーがいました。そんな彼らの作品を集めた特別展が香川県立ミュージアムで開かれています。

 「芸術は爆発だ」で知られる岡本太郎や、世界的な建築家で国の重要文化財・香川県庁舎を設計した丹下健三。

 香川県立ミュージアムと神奈川県の川崎市岡本太郎美術館が共同で企画した特別展には、戦後の復興期、1950年代初頭から1960年代ごろに活躍した建築家やデザイナーの作品が並んでいます。

 香川県立ミュージアムの日置瑶子学芸員オススメの作品は、岡本太郎が制作した「日の壁」のレプリカです。丹下健三が手がけた旧東京都庁舎のために作られました。

 「坐ることを拒否する椅子」と名付けられた作品は、世の中の常識に挑み続けた岡本太郎の精神を感じることができます。

 他にも、牟礼町にアトリエを構えていた彫刻家イサム・ノグチがデザインした「あかり」など、約300点が展示されています。

(香川県立ミュージアム/日置瑶子 学芸員)
「デザインに造詣が深い方でも、これからデザインを学ぶ人も、いろんなものを見ていただけるので楽しんでいただけると思います」

 この特別展「戦後デザイン運動の原点」は、5月29日まで開催されています。瀬戸内国際芸術祭で訪れる観光客に合わせて、土曜日は午後8時まで開館しています。

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