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7月6日で西日本豪雨から4年 復旧・復興の進捗状況は? 岡山

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 7月6日で西日本豪雨から4年です。復旧・復興の進捗状況を確認する会議が岡山県庁で開かれました。

 推進本部会議では河川の工事状況などが報告されました。

 2022年3月末までに岡山県が管理する河川23カ所が復旧し、西日本豪雨で被災した河川801カ所全ての原形復旧工事が完了しました。

(記者リポート)
「倉敷市真備町のこの橋は豪雨で流されました。その後新しく作られ今月1日、通れるようになりました」

 橋の幅は被災前と比べて2メートル広がりました。

 被害が大きかった小田川の3つの支流は堤防の強化を行っていて、工事の進捗状況は82%から92%です。2023年度中に完了予定です。

 末政川の堤防のすそには明治の水害で亡くなった人を弔う石碑があり、地域の住民らが保存を検討しています。

 国が行っている小田川と高梁川の合流点を付け替える工事の進捗状況は現在63%です。工事は、小田川の流れをスムーズにするもので、増水時の水位を下げ、河川が氾濫するリスクを減らすのが狙いです。

 工事により、小田川は現在より約4.6キロ下流で高梁川と合流します。2023年度末に完成予定です。

 倉敷市真備町箭田の仮設住宅真備総団地では、5日に入居者がゼロになり撤去が決まりました。これにより6日時点で、みなし仮設住宅など自宅を離れて生活している人は10世帯、24人となる見込みです。

(岡山県/伊原木隆太 知事)
「かなりの分野において復旧復興が進んでいる。まだまだできていない部分もあります。いまだに仮設住宅にお住まいの方がいらっしゃる。まだ復旧・復興はなっていないわけでございます」

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