香川県土庄町に江戸時代から伝わる農村歌舞伎の衣装の虫干しが行われました。
衣装に虫やカビがつくことを防ぐのが目的です。香川県土庄町肥土山の老人クラブの会員約30人が参加しました。
参加者は、ゴザを広げロープを張って、農村歌舞伎で使われる色とりどりの着物や袴など約800点を次々と干していきました。
土庄町によりますと、肥土山農村歌舞伎は1686年に灌漑用のため池の完成を祝って芝居をしたのがはじまりとされています。地域の五穀豊穣を祈願して毎年5月3日に開かれてきました。
ここ数年は、コロナの影響で中止や規模の縮小などがありましたが、2023年は通常通り行われたそうです。