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「いつもお前遅いんじゃ」利用者への暴言などで介護予防サービス事業所を行政処分 岡山・倉敷市

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 倉敷市は認知症の人向けの施設「グループホーム長楽園」の職員や代表者が利用者に暴言を吐くなどしたとして、新規利用者の受け入れを2023年12月から6カ月間停止する処分を行いました。

 倉敷市によりますと、この施設では2023年7月、朝食の時間に遅れた利用者に対して職員が「いつもお前遅いんじゃ。皆迷惑しとんじゃ」などと強い口調で叱責したということです。この職員が不適切な言動をしていることを代表者らは少なくとも2年前から把握していましたが、対応していませんでした。

 このほか、代表者自身も利用者に対して過去に暴言を吐いていたことが確認できたということです。今年7月に関係者からの通報を受けて市が監査し、明らかになりました。

 またこの施設では、利用者18人のうち13人に対して、夜の間ベッドに柵をつけて行動を制限していました。施設は落下防止のために柵をつけたと説明していて、「身体的拘束」に当たる認識がなかったと話しているということです。

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