岡山刑務所の官製談合事件で逮捕・起訴された刑務官の男が、入所者の情報を外部に漏らしたとして追起訴されました。
国家公務員法違反の罪で追起訴されたのは、岡山刑務所の刑務官、倉田容行被告(60)です。
起訴状などによりますと、倉田被告は入所者の情報を岡山市の女性2人に漏らしたとされています。
2022年11月に一方の女性に、2023年4月にもう一方の女性に、スマートフォンを使って情報を送信したということです。岡山地検は倉田被告の認否を明らかにしていません。
倉田被告は、岡山刑務所が行った一般競争入札で予定価格に近い金額を業者に教え、見返りに接待を受けたとして、逮捕・起訴されていました。
なお、女性2人は、情報を教えるよう倉田被告に依頼し逮捕されていましたが、20日付けで不起訴処分となりました。