自宅のトイレで産んだ男の赤ちゃんを放置し溺死させたとして逮捕された岡山市の女が、岡山地方検察庁に身柄を送られました。女は妊娠中病院に通っていなかったことが警察への取材で新たにわかりました。
保護責任者遺棄致死の疑いで送検されたのは、岡山市南区箕島の無職の女(31)です。
警察によりますと女は2024年12月30日の未明から早朝にかけ、自宅のトイレで男の赤ちゃんを産んだにもかかわらず必要な保護をせず、便器に放置し溺死させた疑いが持たれています。
女は妊娠中通院した記録がなく、同居していた親族も妊娠を把握していなかったことが警察への取材で新たにわかりました。
女は「妊娠に全く気付いていなかった」「当初は出産にも気付いていなかった」という趣旨の話をし、容疑を否認しているということです。