坂出市は25日、部下に対するパワハラ行為があったとして、消防本部の50代の消防指令を戒告処分としました。
坂出市によりますと、消防指令は2021年5月と2023年3月から7月にかけて、部下の消防職員に対して訓練をさせなかったり人格否定や侮辱の発言をしたりするなど複数回のパワハラ行為を行いました。
消防本部のハラスメント調査委員会がパワハラ行為と判断したことを受けて、坂出市が懲戒処分を行いました。また指導監督が不十分だったとして、消防長を口頭厳重注意としました。
消防長は「生命と財産を守る消防の職場において、このようなパワハラ行為が発生したことは誠に遺憾。再発防止に向けて職員一丸となり全力を挙げて取り組み、信頼回復に努める」とコメントしています。