女子児童に繰り返しわいせつな行為をしたなどとして、高松地方裁判所丸亀支部は25日、元小学校教諭の男に懲役2年の実刑判決を言い渡しました。
不同意わいせつなどの罪で判決を受けたのは、坂出市の元小学校教諭の男(26)です。
判決によりますと、男は2023年3月から2024年5月にかけて、当時勤務していた小学校の教室で、背後から女子児童に抱きついて胸を触ったり、女子児童が着替えている様子を盗撮したりする行為を繰り返しました。
25日の判決公判で、高松地裁丸亀支部の池内雅美裁判官は「教師として信頼を受けている立場を悪用し、被害児童やその家族の受けた精神的打撃は大きい。懲戒免職処分を受けたことなどを考慮しても執行猶予を付すべきとは言えない」などとして、懲役4年の求刑に対して懲役2年の実刑判決を言い渡しました。