香川県の仲多度南部消防組合消防本部は飲酒運転で事故を起こした消防職員を免職の懲戒処分にしました。
9日付で免職の懲戒処分を受けたのは、仲多度南部消防組合消防本部の30代の男性消防士長です。
消防士長は2024年9月、丸亀市内の飲食店で別の消防署の20代の男性消防士と飲酒したうえ、この男性消防士の車を運転し、電柱に衝突する事故を起こしました。5月、検察が、この消防士長を起訴したことから消防本部が処分を決めました。
飲酒の消防士長に車を運転させたとして20代の男性消防士は6月の3日付けで停職6カ月の懲戒処分を受けています。
また、同じ消防本部に勤務している50代の男性の消防司令が部下の男性消防士の業務に関してハラスメント行為を行ったとして戒告の懲戒処分を受けました。
仲多度南部消防組合消防本部は「服務規律の確保や法令順守の徹底など信頼回復に努める」とコメントしています。