香川県教育委員会は11日、2026年度に実施する27年度の公立学校教員採用試験の大綱を発表しました。
前年度からの主な変更点として、一般選考の受験可能年齢を10歳引き上げ、「昭和40年4月2日以降に生まれた者」にしました。
県教委は「一般選考についても特別選考と同じ年齢に引き上げ、より経験豊富な人材に受験してもらえる可能性を拡げた」としています。
また、特別選考に出願できる講師などの経験者の勤務実績を、24カ月以上から「13カ月以上」に緩和するほか、高校と特別支援学校の特別選考において、教職大学院修了者も「総合教養」の筆記試験を免除します。
このほか、小学校専願の受験者は1次選考の筆記試験を大阪会場でも受験できるようにします。
採用予定数などを定めた募集要項は、2026年4月下旬に発表予定です。