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「お金をできるだけ用意して」息子や法律事務所職員になりすまし高齢者から現金だまし取った容疑で男逮捕 岡山市

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 息子や法律事務所の職員になりすまして高齢者から現金130万円をだまし取ったとして、岡山市南区山田の建設業の男(23)が詐欺の疑いで逮捕されました。

 警察によりますと、男は氏名不詳者らと共謀し、岡山市東区に住む87歳の男性から現金をだまし取ろうと考え、11月10日に息子になりすました氏名不詳者らが複数回にわたって男性に電話。その日のうちに法律事務所の職員になりすました男(23)が男性の家を訪れ、現金130万円をだまし取った疑いが持たれています。

 男性が現金を渡した後に実の息子に連絡を取ったことで事件が発覚、男は「詐欺とは知らなかった」と容疑を否認しています。

 息子になりすました電話の内容は
「数年前から株をしていて利益が出たが税金を納め忘れ国税局から請求がきていて最悪の場合逮捕されるかもしれない」
「お金をできるだけ用意してほしい、代わりに法律事務所の職員が取りに行く」といったものでした。

 岡山県警は電話の相手からお金の話がでた場合には一度電話を切って、自分が把握している家族の電話番号にかけるなど、落ち着いて事実の確認をしてほしいとしています。

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