2025年8月、香川県丸亀市にある工業用ゴム製品製造会社の工場で労災死亡事故が発生しました。丸亀労働基準監督署が労働安全衛生法違反の疑いで会社を書類送検しました。
高松地方検察庁に書類送検されたのは、丸亀市の大同ゴムと、製造部次長の男性(46)です。
2025年8月26日、丸亀市昭和町にある大同ゴムの工場で、30代の男性作業員が工業用のゴムホースに使う布を巻き取る作業をしていたところ、服が機械に巻き込まれて窒息し、死亡しました。
胸ポケットのチャックが機械の回転軸の止め具に引っ掛かったのが原因でした。
労働安全衛生規則では回転軸の止め具にカバーを付けることなどを義務付けていますが、大同ゴムは行っていなかったということです。