金融捜査官と称し高齢者から現金1600万円余りをだまし取った疑いで、岡山市の50代の無職の女が逮捕されました。
詐欺の疑いで逮捕されたのは岡山市南区妹尾の無職の女(59)です。
警察によりますと、女は氏名不詳者らと共謀の上、現金をだまし取ろうと考え、2025年7月24日ごろから同年9月1日までの間、警察官などになりすました氏名不詳者らが、奈良県に住む女性(78)に複数回電話。
「あたなにマネーロンダリング事件の容疑がある」「国税もあなたをマークしている」「金融庁と一緒にあなたのお金を守る」「お金を引き出し、金融捜査官に渡してください」などとうそを言い、金融捜査官の称して、奈良県の飲食店で女性と会い、同年8月18日から同年9月1日の間で3回に分けて、合わせて1630万円をだまし取った疑いが持たれています。
女は、同種事件の詐欺容疑で、2025年11月18日に逮捕されていて、警察が、逮捕後、余罪について調べていました。