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結核患者の接触者の対応に不備 健康診断に必要な連絡せず 岡山県の保健所

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 岡山県の保健所が、結核患者の接触者10人に健康診断を受けてもらうのに必要な連絡をしていなかったことが分かりました。

 岡山県によりますと、和気町にある備前保健所東備支所は、2022年6月に結核と診断を受けた患者の接触者10人に健康診断を受けてもらうため、別の保健所に連絡をする必要がありましたが怠りました。

 10人は当時60代から100歳代でそのうち5人はすでに死亡しています。亡くなった5人が結核にかかっていたかは分かっていません。

 また、別の接触者1人については健康診断を受けるよう連絡しましたが、診断の結果を記録していませんでした。

 さらに、2022年11月から2024年3月までの間に結核患者5人に対し、治療後に再発がないか確認するための検診を受けるよう連絡していませんでした。

 岡山県は、「複数の職員によるダブルチェックの徹底で再発防止に努めたい」と話しています。

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