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流通しにくい「クセモノ食材」を活用する飲食店も 高松市中央卸売市場に観光交流施設がオープンへ

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 活性化を目指して再整備が進む高松市中央卸売市場に、飲食店と交流スペースを併設した、観光交流施設がオープンします。飲食店では流通しにくい魚も活用します。

 5月2日にオープンするのは「SICSサステナブルラウンジ」です。施設は2階建てで、1階は「クセモノズ」という名前の飲食店です。

(記者リポート)
「ここでは、市場で普段廃棄されている魚や、規格外の野菜といったいわゆるクセモノの食材が、たこ焼きや惣菜に生まれ変わります」

 持続可能な社会に向けて、市場で流通しづらい食材を使いフードロスの削減に努めます。

 ランチプレートは1200円で、6、7種類ある惣菜から自分で好きなものを4種類選ぶことができます。

 2階には机と椅子が用意されていて、イベントを通して地域と観光客の交流を図ります。

 この施設は、旅行代理店のJTBが開設したものです。JTBは誘客事業にも力を入れていて、活性化に向けて再整備が進む高松市中央卸売市場で、人の流れやにぎわいの創出を目指します。

(JTB高松支店 観光開発プロデューサー/山田裕木さん)
「(2025年は)大阪・関西万博と瀬戸内国際芸術祭の同時開催年ということで、非常に多くのインバウンドの観光客も訪れると思うので、地域で頑張っている皆さんに観光客との接点づくりを進めさせてもらえれば」

 今後は、JTBが企画する瀬戸内海の島旅などの情報発信も行うということです。

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