俳優の大村崑さんが、5月8日、都内で行われた映画「お終活 再春！人生ラプソディ」特別試写会の舞台あいさつに、主演の高畑淳子さん、橋爪功さんらと共に出席した。
大村崑さんは「92歳になりました。日本でたった1人の喜劇役者です！元気はつらつ！オロナミンC！」とかつて出演していたCMの決めセリフを再現し、にこやかに登場。映画撮影の合間、スタッフや出演者にスクワットを教えていたことを司会者に明かされると「6年もジムに通ってるからスクワットの崑ちゃんって呼ばれてる」と自慢げに話し「ちょっと見せましょうか！」とステージ上で豪快にスクワットを披露しだした。腰を徐々に沈めながら「ここ！ここ！ここまで下ろす！」と膝の関節あたりまで腰をゆっくりと下げ、会場からは92歳とは思えない大村崑さんの姿にどよめきが起こった。
それだけではとどまらず、大村崑さんは「いつもは20キロの鉄棒に10キロのおもりをつけて、40キロでこのまま下ろす！これをずっとやってる。13回×3回やります。すごいでしょ？」と告白。これには高畑淳子さんも「すごい…」と仰天、大村崑さんのふくらはぎを触り「カチンカチンですよ！」と驚きっぱなしだった。
さらに大村崑さんは「50、60になったら皆転んでケガをする。こけないような歩き方をするにはスクワットが効くんです。つま先から歩くからこける、そのために足を鍛えてかかとから歩く」とスクワットのススメを説き、ステージの端から端まで背筋を伸ばして確かな足取りで歩いてみせた。ステージ上で同席していた橋爪功さんは、自分より10歳も年上の先輩のあまりの”元気さ”に驚嘆！「怪物だよ…」と驚きを超えてため息交じりにつぶやいた。
