香川県観音寺市の小学校の給食に29日、金属製のリングが混入しました。食事中の児童が発見しましたが、けがはありませんでした。
29日午後0時30分ごろ、観音寺市立一ノ谷小学校(全校児童236人)で、給食の「いりこ飯」の中に金属製リング1個が入っているのを3年生の児童が見つけました。
大きさは、直径約8ミリ、厚さ約1ミリです。小学校では全クラスで「いりこ飯」を食べるのを中止し、代替食としてビスケットを提供しました。児童にけがや健康被害はありませんでした。
観音寺学校給食センターが「いりこ飯」を調理し、市内の幼稚園1園、小学校8校、中学校3校に合わせて2994食を提供していました。他の学校では異物の混入は報告されていません。
学校給食センターの調理設備に金属製リングと同様の部品はなく、金属探知機で食材を確認していて、調理過程で混入した可能性は低いということです。