岡山県倉敷市出身で、ボクシングWBA世界フライ級王者のユーリ阿久井政悟選手が30日、赤磐市の中学校で講演し、夢を持つことの大切さを伝えました。
（WBA世界フライ級王者／ユーリ阿久井政悟 選手）
「皆さんと同じ中学2年生でボクシングを始めました。小学校の卒業式のときから自分はプロボクサーになると。サッカーをしていたのにもかかわらず」
赤磐市立赤坂中学校の立志式に招かれ、記念講演を行いました。
阿久井選手は2年生21人を前に、チャンピオンになるために乗り越えたことや思いを語りました。
（WBA世界フライ級王者／ユーリ阿久井政悟 選手）
「世界チャンピオンになるまで10年かかった。そんなに焦らなくていい。困ったら誰か人に頼る。1人だとここまでこれなかったと今になってわかった」
（中学2年生は―）
「考え方がトップアスリートの方の考えだなと、自分たちとは考え方が違うなと思って新鮮でした」
「自分も今から頑張ったら選択肢も増えて、あの人（阿久井選手）のような姿になれるかなと思った」
