岡山県倉敷美観地区に残る江戸時代の町家で、津山市出身の高校生ピアニストが19日、演奏を披露しました。
国の重要文化財に指定されている「旧大原家住宅」。
世界最高峰とされるドイツのピアノブランド「ベヒシュタイン」のアップライトピアノは、約100年前から大原家で受け継がれてきたものです。
このピアノで演奏を披露したのは、津山市出身で東京藝術大学音楽学部付属音楽高校の2年生、中島結里愛さん。数々のコンクールで優勝を重ねるなど、輝かしい成績をおさめています。
2025年はクラシック音楽、世界三大コンクールの1つとされる「ショパン国際ピアノコンクール」の本大会に最年少で出場しました。
東京の自宅では、ベヒシュタインを愛用しているという中島さん。
(ピアニスト/中島結里愛さん)
「細かい音色づくりができるので、私はいまショパンをやることが多いんですけど、他の作曲家の作品に取り組む時もグランドピアノにひけをとらない」
歴史ある「和の空間」で、ショパンやドビュッシーなど7曲を演奏し、アンコールにも応えました。
(来場者は―)
「指の動きもすごいですけど、体の中から光り輝いているような」
「本当に間近で指先のタッチや音色を感じられてとても感動しました」
(ピアニスト/中島結里愛さん)
「古いピアノ特有のタッチがあって、すごいはっきりしているのに細かいニュアンスが出せる。一見矛盾しているような特徴が両立していて、演奏していて普段と違った印象を受けるので楽しかったです」